皆さんはレギュラー珈琲と聞いたときにどんなコーヒーを想像されますでしょうか?
コーヒーに関してあまり興味がなかったりすると、インスタントコーヒーとレギュラー珈琲の違いがイマイチわからないですよね。
今回の記事ではレギュラーコーヒーとは何か、そしてインスタントコーヒーとの違いをご説明いたします。
レギュラー珈琲の意味は?
レギュラー珈琲とは豆を煎(い)って精製されたコーヒー豆を100パーセント用いたコーヒーのことをいいます。
これらは豆タイプのものや、粉末状にしたもの、パック詰めした物があります。
よく「1つのブランド豆を使っているものだけがレギュラー珈琲」と勘違いしている人もいますが、そうではありません。
たとえばいくつかのブランド豆を使っていたとしても、コーヒー豆100パーセントならレギュラー珈琲というのです。
レギュラー珈琲とインスタント珈琲の違い
レギュラー珈琲と同じくらい耳にするのがインスタントコーヒーです。
レギュラー珈琲とインスタント、2つのコーヒーの違いはどこにあるのでしょうか。
それぞれの特徴をとらえながら違いを説明いたします。
インスタントコーヒーとはソリュブルコーヒーという呼び方をされることがあります。
水に溶け出す性質で、手軽に飲むことができるのが特徴です。
インスタントコーヒーに関しては、下のブログを読んで下さい。
対してレギュラー珈琲はインスタントコーヒーのように完全に水には溶けません。
インスタントコーヒーは手間がかからないのがいいところですが、風味や香りはレギュラー珈琲に見劣りします。
レギュラー珈琲は風味豊かでコーヒーのいい香りを楽しめるので、断然本格的な味を楽しめるのです。
レギュラー珈琲の保存方法
レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの違いがわかったところで、続いてはコーヒー豆の保存方法に関してご説明します。
皆さんはレギュラー珈琲の豆を購入した後、どこに保存されますでしょうか?
もしも冷蔵庫で保存している人がおられましたら、次回からは冷凍庫か冷暗所に保管してください。
レギュラー珈琲を冷蔵庫に保管してはいけない訳は下のブログを読んで下さい。
焙煎したての珈琲豆を冷蔵庫に保管してはいけない理由は、珈琲豆を冷蔵庫に入れてしまうと、他の食材の匂いや湿気を吸収して珈琲豆の質が落ちたり,香りが変わってしまうからです。
焙煎して間もないものか否かで保存の仕方が異なってきますので、種類別にレギュラー珈琲の保存方法を紹介していきます。
・焙煎したてのレギュラー珈琲の保存方法
先ほど「焼きたて」「焙煎したて」と表現しましたが、期間はどれくらいのもののことでしょうか。
ズバリ、期間にして3週間前後のコーヒー豆のことを言います。
焙煎日を知る方法としては、商品に貼られたラベルを見てください。
日本製のコーヒー豆の場合、賞味期限は焙煎された日付から1年間ですので、賞味期限から1年マイナスすると焙煎日を知ることができます。
たとえば賞味期限が「2019年11月5日」となっていたら、焙煎日は「2018年11月5日」です。
焙煎したてのレギュラー珈琲を購入した時は、冷蔵庫に入れるのではなく冷暗所で常温にて保存しましょう。
・焙煎してから1ヶ月以上経過しているレギュラー珈琲の保存方法
焙煎されて1ヶ月は経過したレギュラー珈琲の保存方法は逆に冷凍庫に入れるのが最適です。
“冷凍庫に入れてしまったら凍ってしまうのでは?”という疑問が浮かびますが、心配いりません。
コーヒー豆に水分はほとんど含まれておらず、冷凍庫に入れたとしてもマイナス10度前後になるだけです。
次回飲むために取り出すときも解凍する必要はなく、ドリップ抽出できます。
冷凍したレギュラー珈琲の扱いについては下のブログを読んで下さい。
レギュラー珈琲の種類
レギュラー珈琲には「豆タイプ」「粉末タイプ」「ドリップタイプ」など、種類があるので紹介していきます。
・豆タイプ
レギュラー珈琲のスタンダードは豆を挽いた状態のものが多いですが、豆タイプもあります。
こだわりを持ってコーヒーを飲んでいる人向けなのが豆タイプです。
コーヒーミルを使うことで細かく挽いたり、もしくは粗挽きにするなどお好みでコーヒーを入れることができます。
豆タイプのいいところは、スーパーやデパートなどで販売されている粉タイプにはないメーカーを選ぶことができるので種類が豊富です。
・粉末タイプ
レギュラー珈琲で一番見かけることのあるのが粉末タイプです。
コーヒーを作る道具にセットして、紙フィルターを使い抽出すれば完成します。
粉末タイプは自分で豆を挽く必要がないので簡単にコーヒーが飲めるのが特徴です。
ただし、レギュラー珈琲の粉末タイプはほとんどの場合挽き方が限られています。
コーヒー1杯にしてもこだわりを持って飲みたいという人には向いていないかもしれません。
・ドリップタイプ
レギュラー珈琲の種類にはドリップタイプもあります。
焙煎された後のコーヒー豆を粉状にして使う種類です。
ドリップタイプのレギュラー珈琲の作り方としては、「ドリッパー」と名前のついた器具にペーパーフィルターを準備し上からコーヒー粉末とお湯を注ぎ込みます。
お湯を注いだらしばらく待って完成です。
ドリップタイプは手間がかからない反面で、粉タイプと比べてしまうとどうしても値が張ります。
コストを重視するのであれば粉タイプを購入した後、自分で分量を決めてドリップするのがオススメです。
コーヒー粉の冷凍保存に関しては下のブログを読んで下さい。
おすすめのレギュラー珈琲
レギュラー珈琲ならではの香りや風味を楽しみたいという人向けに、すぎた珈琲の通販で購入可能なコーヒーたちをピックアップします。
・ケニア ングルエリAA 200g 1,600円
コーヒーというと苦い印象がありますが、こちらのコーヒーは甘さを感じられます。
焙煎にこだわって居る人にもぴったりで、お好みで味を調節できるのもポイントです。
・エチオピア モカ・イルガチェフG1 200g ¥1,550
コーヒー愛好家を中心に、長きにわたって愛されているイルガチェフ。
自然に囲まれたイルガチェフ地区で丹念に精製されているコーヒー豆です。
香りも抜群に良く、風味も素晴らしいためイチオシとなっています。
レギュラー珈琲の意味まとめ
レギュラー珈琲とは一体何か、ピンとこない人のために説明いたしました。
レギュラー珈琲の最大の特徴は「豆を煎って作られたコーヒーを100パーセント使っている」ことにあります。
レギュラー珈琲と同じくらい耳にする「インスタントコーヒー」は簡単にコーヒーを作ることができるのが特徴です。
しかしレギュラー珈琲と比べると風味や香り、味などが劣ることがあります。
さらにコーヒー豆を購入した時どこに保存すべきかもあわせて見ていきました。
焙煎したてのレギュラー珈琲を保存するときのポイントは、冷蔵庫に入れず冷暗所で常温保存するということです。
この記事を見た人が美味しいコーヒーライフを送れますように。
レギュラーコーヒーの種類に関しては、下の記事を読んで下さい。