今回は、毎年10月1日に開催されるコーヒーの日(国際珈琲の日)に関して説明いたします。
コーヒーの日はブラジルに合わせて出来た
国際コーヒーの日は、ブラジル珈琲豆の収穫が終わる9月に合わせて作られました。
当初、珈琲の日は明確な日程が無かったのですが、国際珈琲機関(International Coffee Organization)が各国代表の話し合いの結果、2015年から正式に10月1日を「国際珈琲の日」に定めたのです。
日本では全日本コーヒー協会が、1983年から10月1日をコーヒーの日にしていたのですが、晴れて同じ日が国際珈琲の日になってよかったです。
10月1日は珈琲の新年度
毎年10月は珈琲の年度初めになります。その理由はブラジル珈琲の収穫が9月いっぱいで、おおむね完了するからです。
ブラジル珈琲の出来不出来でコーヒー豆の相場が決まるので、9月が珈琲の年度末、10月が珈琲の新年度となります。
ブラジルの珈琲豆生産量は約280万トンで世界第一位。珈琲豆の総生産量の約3割を占める。
第二位、ベトナムの珈琲豆生産量は約140万トンなので、ブラジル珈琲の世界的な影響力はこの数字を見ても明らかです。
ブラジルのニュークロップが世界に出荷されることに合わせて、珈琲の世界が回り始めるわけです。
珈琲の日にはイベントがある
国際コーヒーの日が正式に制定されたのは、2014年3月のミラノで、初めて施行されたのは2015年10月1日、イタリアのミラノ博覧会でした。
2014年以前も度々珈琲の日のイベントは開催されていたのですが、内外で公式にコーヒーの日のイベントが開催されたのは、2015年10月1日が初めてでした。
国際珈琲の日の公式イベントがミラノで開催されたときは、フェアトレード珈琲の普及促進や、コーヒー農園の困難について見識を高めるために催されたのです。
コーヒーの日・まとめ
最近珈琲のイベントは珈琲の日に限らず頻繁に催されています。
珈琲の楽しみ方として、イベントに参加してみるのも良いのではないでしょうか。
すぎた珈琲は毎年4月29日昭和の日に、平群道の駅・時代行列にイベント参加しますので、よろしければお越しください。