珈琲は薬ではありませんが、確かに便秘薬代わりになったり、頭痛薬代わりになります。今回は珈琲やカフェインの便秘解消効果に焦点を当てて解説します。
珈琲は便秘するか下痢するか
コーヒーを2杯飲むと、食事を一回したのと同じだけ腸の蠕動運動が始まります。また、珈琲にはオリゴ糖やクロロゲン酸といった腸内フローラを整えてくれる成分が入っているので、下痢体質で悩んでいる方にも効果てきめんです。
ブラックコーヒーの便秘に対する効果は下の記事をご覧ください。
コーヒーは便秘を解消する
珈琲がお通じに良いのは周知の事実ですが、質の悪い珈琲で下痢を誘発させるのは感心できません。
珈琲の排便効果は２タイプに分かれます。
- 珈琲の良い成分による排泄作用
- 質の悪い珈琲による下痢の作用
珈琲やカフェインによって便秘解消されたい方は、良質な珈琲をお使いください。
珈琲はなぜ便秘に効果的なのか？
便秘に悩んでいる方は圧倒的に女性が多い。
女性の便秘の原因は
- 骨盤が広く腸が落ち込んでいる
- 女性ホルモンの作用で水分不足
- 筋力不足で腸の蠕動運動が弱い
- ダイエットで食物繊維が不足
- ストレスによる排便異常
が挙げられる。
珈琲は２杯飲むと一回分の食事に相当する大腸の蠕動運動が始まる。
ポイント！
珈琲の各種成分、特にカフェインは腸の蠕動運動を促すので、朝に珈琲を飲んで排便を促すのは理にかなっている。
（朝珈琲に関して👇）
カフェイン以外の便秘解消効果
珈琲の便通作用は主にカフェインが担っている。しかしディカフェ珈琲でも便通を促す作用がある。
カフェインレス珈琲を買うカフェイン以外で便通に効果がある物は二つ
- 珈琲ポリフェノール
- コーヒーアロマ
直接的に腸に働きかけるのは、ポリフェノールでビフィズス菌を増やす作用がある。
また、コーヒーはストレスを緩和させる作用があるので、ストレス性の便秘や下痢に効果を発揮する。
珈琲の優れた効果として、ストレスの緩和があります。ストレスによって分泌される、コルチゾールの活性化を妨げ～「コーヒーは糖尿病に良い」は本当か 何杯までなら飲んで良いのか？ | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク
（珈琲のリラックス効果👇）
珈琲に入れる物で下痢する
日本では珈琲を飲む時に胃腸を保護するため、コーヒーフレッシュを入れる方が非常に多いです。しかし、コーヒーフレッシュの主成分はトランス脂肪酸なので取り続けると癌になったり、お腹を壊したりアレルギーを発症したりします｡
日本人がブラックコーヒーが好きな原因は、下の記事をご覧ください。
珈琲は便秘を解消する･まとめ
食物は約２４時間で消化されます。排便も消化に合わせて、最低１日１回は欲しい。
長く大腸に便が留まると、腐敗物・悪性ガス・水分を吸収して、病気や口臭の原因になります。
（口臭について👇）
健康的な生活を送るために、珈琲で１日１回の排便を目指しましょう。
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