実は昨日(2018年12月12日)大阪八尾から友人の「ザ・ミュンヒ」オーナー田中完技さんが、平群道の駅すぎた珈琲店に来てくださいました。
田中完技さんと会うのは数年ぶりで、先日「濃いコーヒー」の記事を書いたばかりだったので、すごいタイムリーだなーと思いつつ、しばらく珈琲談義に花を咲かせました。
(濃いコーヒーの記事)
田中完技さんはこの寒空の中、愛機のバイク「ミニカブ」でいらっしゃいましたw(さすがにミュンヒにはもう乗れないそうです)
お年は75歳になられたそうで、肌ツヤもよく大変元気で、まだまだ現役でコーヒー屋をすると仰っていました。
よろしければ皆様、押しかけてあげてください。
田中完技さんは頻繁に出かけられるので、”お越しの際は事前に電話お願いします”、とのことでした。(連絡先:〒581-0015 大阪府八尾市刑部2丁目386 電話:072-996-0300)
そんな訳で、今回はワールドワイドな名声を持つ、ミュンヒの魅力を思う存分書かせて頂きます。
大阪コーヒーはコテコテでっせ
私が珈琲の仕事を始めたのは19歳で、ちょうど30年前になります。
初めてのバイト先は大阪花園の喫茶店で、その当時のコテコテ珈琲全盛期の大阪コーヒーを出すカフェでした。
ミュンヒの創業は1981年なので、わたしが珈琲業界に身を置くよりも、7年前に「ザ・ミュンヒ」を始められたことになります。
田中完技さんにお話を聞くと、美味しいコーヒーとは何だろう?という疑問から、時間をたっぷりとかけて作る濃厚なコーヒーこそが究極の珈琲であるという答えに至ったそうです。
久しぶりの珈琲談義に話を弾ませていると、たまたまお手持ちだった熟成珈琲スパルタンをご馳走してくれました。
熟成珈琲スパルタンは3タイプで
- 酸味タイプ
- 中庸タイプ
- 苦みタイプ
で、今回は酸味と苦みをご馳走してくださいました。
酸味スパルタンは、濃厚な口当りの中にもスッキリとした切れがあり、鼻から抜けるようなクリアーな酸味が心地よかったです。
苦みタイプはかなり濃縮・熟成されており、これぞ濃いコーヒーの元祖であるという感じで、コーヒーと言う範疇をはるかに超えた宇宙的な味わいでした。
熟成珈琲スパルタンは、1キロの珈琲粉で100cc抽出するそうです。
(田中完技さんの元気な様子の動画)
ミュンヒへカイロからのお客様
田中完技さんとお話ししていると、2017年当初にアメリカのYouTubeチャンネルを持っている所から取材を受けたそうです。
2018年12月13日現在再生回数が、12,000,000回を超えているミュンヒの動画。
このチャンネルは一日100万回再生されるそうなので、いかにミュンヒがワールドワイドな名声を持っているかわかります。
ちなみにこの動画をみて先日カイロから海を渡ってわざわざ熟成珈琲スパルタンを飲みに来られたそうです。。。
また、2017年2月19日オンエアーの行列のできる法律相談所に取り上げられたそうです。
クリックすると動画が始まります。8分50秒くらいから北村弁護士の紹介で再生されます。
ザ・ミュンヒのまとめ
今回は友人の喫茶店、「ザ・ミュンヒ」が作り出す究極の濃いコーヒー、熟成樽仕込みスパルタンを紹介させてもらいました。
田中完技さんとは長年ご無沙汰していたので、息災かどうか心配しておりました。
しかし、昨日バイクで30分かけて平群まで来られた姿を拝見してホットいたしました。
よろしければ、お近くの方も、そうでない方も、濃い人柄が作り出す、濃いコーヒーを飲みに行ってあげてください。
「ザ・ミュンヒ」
住所:大阪府八尾市刑部2-386
電話:072-996-0300
営業:午前07:00~03:00
交通:近鉄大阪線 高安駅下車徒歩10分