珈琲豆は粗挽きですか?
当店は粗挽きにしてます。
粗びきがいいんですね~
チャンと焼いている珈琲豆は粗挽きで味がでます。
そうなんだ~
細挽きの所は生焼けだから細かくないと味が出ないの。
海外やコンビニで珈琲粉を買うと凄く細挽きにしています。
理由はいたって簡単で、微粉状に挽かないと珈琲エキスが出ないから。
ポイント!
特に海外では珈琲豆の賞味期限が2年以上あるので、日持ちさせるために超浅煎りにして超細かく挽いて販売します。その結果、珈琲本来の風味や酸味を味わう事が難しくなる。
(珈琲の風味と賞味期限の記事👇)
今回は珈琲豆の粗びきと細挽きでどんなコーヒーになるか書いて行きます。
粗びき珈琲は焙煎が適切でないと味が出ない
粗びきでないとダメなんですね~
生焼けだと味が出ないよ。
生焼けだから細挽きなのね。
ジェットロースターとかも芯残りするからダメ。
分った〜焼き具合と挽き具合が関係してるんだ。
そうそう❤
珈琲豆の芯までしっかりと加熱している焙煎店は粗挽きを推薦する。
あらびきとは、カリタのコーヒーミルの設定でいうと、初期設定のメモリを2つ分荒くした(左に四クリック回した)設定が推薦の粗びき。
(下のインスタのメモリ6)
ポイント!
中心までしっかりと火が通っているコーヒー豆だと、粗びきでも十分味が出る。世界基準の2年以上賞味期限がある超浅煎りの場合、粗びきだと味がでない。
当たり前の話だが、火を深く入れれば入れるほど、食品は早く酸化して痛む。
本来保存食品ではないコーヒー粉を、2年間も常温保存するなら、非常に浅煎りにするしかない。
また抽出するときも、極細挽きにしないとまともにエキスが出ない。
そういう意味で、最初から粗びきの設定になっているカリタの電動コーヒーミルは、良心的でコーヒーの事をわかっているメーカーと言えます。
(ミルはカリタのナイスカットG👇)
日本基準の粗びき珈琲で焙煎度を決める
焙煎コンテストの珈琲豆って凄く生っぽいデス。
アメリカが基準ですからね。
アメリカン?
まあ、そんなところです。
ローハイドとかの珈琲かな?
パーコレーター珈琲ですね。
世界の珈琲流通の一端を担っているアメリカでは伝統的にコーヒー豆を超浅煎りにします。
その歴史の一端はアメリカンと呼ばれている珈琲です。
(アメリカン珈琲の歴史👇)
紅茶はきっちりと密閉して保管すると、ほとんど風味を損ねることなく何年でも日持ちする。
アメリカはイギリスから紅茶が入ってこなくなり、その代わりにブラジル珈琲を超浅煎りにして、紅茶に似せてコーヒーを飲んだ。
そんな歴史的な背景で、今現在でも超浅煎りの珈琲を煮立てて飲むことが、アメリカの珈琲文化の底流にある。
巷でよくしている焙煎コンテストも、この浅煎りが基準になっている。
いい加減日本基準で、いわゆるカリタコーヒーミルを基準にしてほしいものです。
(日本固有のミルに関して👇)
適切な焙煎は粗びきで美味しい
随分粗びきなんですね~
細挽きでも美味しいよ❤
へーそうなんだー
芯まで火が通ってる豆なら細挽きも粗びきも美味しい。
チョット細挽きでお願い♡
浅煎りは細挽きしか飲めないけど深煎りは両方いける。
スウェーデン珈琲やイタリアのエスプレッソは、新鮮な極深煎り珈琲を超細挽きにして使う。
ポイント!
超浅煎りのコーヒー粉は超細挽きにしないと飲めないが、適切な焙煎度合いの珈琲豆は粗挽き、細挽き両方に対応する。しかし、消費期限は一か月が限度になる。
深煎り粗びき以外のコーヒー粉の行方
たまに珈琲粉安売りしてる。
売れ残りはリキッドコーヒーになるんだよ。
?!
トラックの運ちゃんが教えてくれた。
・・・
以前トラックの運ちゃんと話をしたことがあり「消費期限ぎりぎりのコーヒー豆をトラックに積んでいると、臭くなってかなわん」といっていました。
上の賞味期限ぎりぎりのコーヒー粉は集められて、夏によくみるアイス珈琲リキッドになる。
一本100円で異常に安いのは、そんなからくり。
(珈琲粉の保存方法👇)
コーヒーは粗挽き・まとめ
焼き具合と挽き具合の関係がわかったわ❤
珈琲豆は生鮮食料品だから。
無理に生焼けにしてるのね。
生焼けにして保存食にする。
生焼けやだー
私はお腹壊すw
粗びきを推薦しているコーヒー豆店は、コーヒー豆に一番適した焙煎をしている。
ポイント!
わざわざ深煎り・粗びきにしているのでなく、コーヒー豆の中心までしっかりと火を通すと自然と深煎り・粗びきになる。
当たり前のことを、当たり前にする、ユーザー第一という観念。
単に私が美味しいと思う焙煎度合いにしているだけw
ですかw
コーヒー豆の中心までローストして、適切な焙煎度合いにした場合、コーヒー豆は一か月くらいしか日持ちしません。
大型の流通に珈琲豆を流している業者からすれば、一カ月で商品を入れ替えなければいけないコーヒーは扱いにくい。
しかし魚とか肉とかの生鮮食料品はしているので、コーヒー豆も出来ないわけではない。単に今までの慣習でしていないだけ。
コーヒー豆は油の塊で腐敗しやすい食品という正しい知識が一般的になれば、珈琲豆を生鮮食料品として扱うようになる。
焼立て粗びきの珈琲よ👇
(珈琲豆は焼立てすぎた珈琲)