珈琲の道具

食べ物の味をきめる要素と人間の限界

食べ物の味

すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。

昨日同じ話題で、2人のお客様と話をしたことを思い出しました。

とてもいい話の様な気がしたので、忘れないうちに書いておきます。

珈琲の味は作り手の感性が反映した物

それは、珈琲の味に関してです。

昨日のお客様は気心の知れた、ネコママの友人だったので、道の駅でわたしのコーヒーを飲むよりも、妖怪ネコママのコーヒーの方が美味しいよと、いったことが事の発端でした。

なぜかヒツコクその理由について尋ねられたので、掻い摘んで理由を分析してお伝えしました。

まあ、結論から言うと、”人は自分自身の限界以上の物を作ることができない”という事です。

皆さん、勘違いされている方が多いようですが、料理人は、作り手が美味しいと思っている以上の美味しい食べ物は作り出せないという事です。

技術的にいくら研鑽を積んでも、天才には敵わないという事です。

天才は、人の感知しない世界を見ている

私達には五感があります。

しかし世の中にいる天才は五感以外に大抵、六感や、七感を備えているのです。

要するに、我々凡人が感じている世界の他の世界、端的に言うと、目に見えない、または、本来聞くことができない世界を感じているのです。

そういった人たちを我々は異邦人だとか天才とか狂人wというのです。

ほら、天才となんやらは紙一重っていうじゃないですか。

長年天才?の妖怪ネコママと連れ添ってきて気が付いたのですが、頻繁に凡人が聞こえない音や、匂いを指摘してくれます。

昨日も車の中でコッソリ靴を脱いでマッサージしていたら、隣の妖怪が「くっさ、死にそうなくらいの腐った匂いがする」と合間を入れずに突っ込んできました。笑

音でも、わたしたちは電気が流れる音とかは聞こえません。

しかし妖怪たちはそういった、本来目に見えない、聞こえない、匂わないものを嗅いでいますw

芸術は目に見えない世界で作られる

もう最近では、そういった私が知りえない世界の話を始める妖怪を見ても、驚かなくなりました。

まあ、人は何でも慣れてくる生き物ですw

だから、こういった妖怪たちには、いくら凡人の我々が挑んでも勝てるものではありません。

当然、妖怪たちは別の世界に住んでいるので、作り出すものも、わたしたちが感知できないものが多くなります。

つまり、珈琲の味に関しては、小生が表現する味わいは3つか多くて4つなのに、妖怪ネコママは平然と6個か7個の味を追求します。

それが、珈琲の味わいの深みになるわけですね。

まとめ

小生とネコママの作り出す珈琲がなぜこんなに違うのか?、という謎解きは、すべて感じることができるか否かに掛かっているという事です。

幾ら美味しく珈琲を入れようと思っても、自分が普段感じることができない味を、誰も表現しようとは思わない物なのです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。<m(_ _)m>

色んな珈琲を飲んで頂きたくて下のセットを作りました。よろしければ一度お試し下さい(^_-)-☆

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