珈琲勉強中
コーヒーに入っているクロロゲン酸とトリゴネリンって何ですか?
珈琲マスター
どちらも珈琲から発見された物質で健康に良い効果があります。
珈琲勉強中
コーヒー固有の成分ですか?
珈琲マスター
似たような物質でコーヒー以外にも入っていることがあります。
今回はコーヒー豆から初めて発見された物質、クロロゲン酸(珈琲ポリフェノール)に関してお答えします。
クロロゲン酸珈琲とは何か?
珈琲勉強中
クロロゲン酸ってコーヒー以外にも入っているんですね。
珈琲マスター
リンゴに入っているリンゴ酸も、ほどんど同じ成分です。
珈琲勉強中
どっちも同じ酸なのかな?
珈琲マスター
そうです。クロロゲン酸の事をポリフェノールと言う事もあります。
クロロゲン酸はコーヒーの主成分の一種で、ポリフェノールと呼ぶ事もあります。
珈琲マスター
珈琲の主成分と言えばカフェインを思い浮かべますが、実はクロロゲン酸の方が沢山入っています。
コーヒーに入っている主成分は3つあって、多い順に並べると以下の通りになります。
- クロロゲン酸
- トリゴネリン
- カフェイン
カフェインに関しては、下のブログを読んで勉強して下さい。
カフェインの効果と副作用に関してカフェインの効果とカフェインの副作用について。カフェインは錠剤などではなく、珈琲やお茶から取る方が良い。カフェインの適量は個人差があり、カフェイン分解能が高いと眠気を覚ます効果が出ない事もある。肝臓の機能が低下している時は摂取をやめる方が良い。そんな時はカフェインレスコーヒーを飲むと良い。...
クロロゲン酸の味わい
珈琲勉強中
クロロゲン酸は酸なんでしょうか?
珈琲マスター
珈琲に含まれる酸の一種で温度によってスッパクなったり渋くなったり苦くなったりします。
珈琲勉強中
酸味だけでなく苦くなったり渋くなったりもするんですね。
珈琲マスター
クロロゲン酸は加熱によって複雑な多様体になるんで、味や体への影響も色々変化していきます。
クロロゲン酸(別名コーヒーポリフェノール)は珈琲以外には緑茶(カテキン)ココア、赤ワイン(アントシアニン)にも入っています。
クロロゲン酸は、加熱や発酵によって様々な物質に変化していき、多種多様な健康効果を発揮します。
コーヒーポリフェノールの効果効能日本人は約半分のポリフェノールを珈琲クロロゲン酸(ポリフェノール)から取っている。珈琲ポリフェノールは野菜や果物よりも吸収が良い。...
珈琲マスター
クロロゲン酸は浅煎りだと酸味に深煎りだと苦みに変わります。
クロロゲン酸の効果
珈琲勉強中
クロロゲン酸って健康にはどんな効果があるんでしょうか?
珈琲マスター
抗酸化作用が強く、アンチエイジングの作用で癌や糖尿病の抑制、高血圧の予防効果があります。
珈琲勉強中
クロロゲン酸てポリフェノール?
珈琲マスター
ポリフェノールの一種で葉緑素・クロロフィルが由来で光合成によって作られます。
クロロゲン酸は大変抗酸化作用が強いので、様々な薬効効果があります。
代表的な物を列挙すると
- 肝硬変の予防
- 癌の抑制
- 糖尿病の予防
- ダイエット効果
- 高血圧の予防
クロロゲン酸は植物が紫外線の害から身を守るため、光合成によって作りだされた物質です。よって生物の老化の元である酸化物質を還元する作用がありアンチエイジング効果抜群です。
珈琲マスター
クロロゲン酸は葉緑素の一種なので生豆だと緑色してるんです。
クロロゲン酸はダイエット効果あり
珈琲勉強中
クロロゲン酸って、ダイエットの効果があるんですね。
珈琲マスター
クロロゲン酸は肝臓を活性化させるので、脂肪の燃焼を促します。
珈琲勉強中
脂肪が燃えるからダイエットになるんだ。
珈琲マスター
運動前にクロロゲン酸を取ると、脂肪が分解されて持久力もアップしますよ。
クロロゲン酸の効果として特筆すべき事は、肝臓のミトコンドリアを活性化させ、脂肪をエネルギーにする事です。
珈琲マスター
運動前にクロロゲン酸を取ると、脂肪は通常よりも早く燃焼を始めるので相乗効果バツグンです。
運動とコーヒーの相乗効果に関しては、下のブログを読んで下さい。
コーヒーと運動の関係・運動後コーヒーの効能・試合前に珈琲を飲もう珈琲を飲んで運動や試合をすると能力が底上げされる。運動30分前飲むと良い。ドーピング検査の心配もない。運動後の効能は老廃物の排除をしてくれる。
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クロロゲン酸の薬効効果
珈琲勉強中
クロロゲン酸て健康に良さそうだ。
珈琲マスター
クロロゲン酸は糖尿病やガンにも効果があると言われています。
珈琲勉強中
クロロゲン酸は薬みたいだね。
珈琲マスター
珈琲を飲む意義はクロロゲン酸にあると言っても良いです。
クロロゲン酸は肝臓の機能を正常化させ、インスリンの分泌を抑制するので、糖尿病に効果があります。
コーヒーが糖尿病に効果がある事を下の記事を読んで確認して下さい。
コーヒーは糖尿病を予防する・糖尿病にコーヒーは大丈夫か?珈琲は糖尿病を予防する。しかし一旦糖尿病になった場合、珈琲が糖尿病を治す事はない。珈琲は糖尿病の予防食品である。...
ドクター
コーヒーの薬効効果は様々なものがありますが、クロロゲン酸による肝臓病関係の効果が、最も期待できます。
クロロゲン酸のデメリット
珈琲勉強中
クロロゲン酸でも飲み過ぎはダメなんだよね。
珈琲マスター
クロロゲン酸は美味しいので飲み過ぎてしまうのが問題ですね。
珈琲勉強中
飲み過ぎたらどうなるの?
珈琲マスター
胃腸の蠕動運動とか胃液の分泌を活発にするんで飲み過ぎると下痢しますね。
体に良い効果のあるクロロゲン酸ですが、美味しさに釣られて飲み過ぎると、下痢や胃痛になる事もあります。
ドクター
クロロゲン酸や類似物のリンゴ酸も、適量を取る事によって効果が最大化されます。何事もほどほどに摂取するのが健康への近道です。
クロロゲン酸とは?・まとめ
珈琲勉強中
クロロゲン酸ってコーヒーにどれくらい入ってるんでしょうか?
珈琲マスター
珈琲一杯で300mgぐらい入っています。日本人は飲料物に入っているポリフェノールの大半をコーヒーから摂取しているんです。
珈琲勉強中
大半のクロロゲン酸をコーヒーから取ってるんですね。
珈琲マスター
トリゴネリンも大半コーヒーから取っています。
トリゴネリンとは何か?【トリゴネ珈琲は認知症や頭痛に効く】トリゴネリンは珈琲に沢山含まれている、脳のシナプス結合を促進する物質です。効果は痴呆の予防など脳神経にかかわる事で現在も盛んに研究されている希少物質です。...
フランス人が大半のクロロゲン酸を赤ワインから取っているように、日本人は大半のクロロゲン酸を珈琲から取っています。
珈琲マスター
美味しい珈琲から体に良い新鮮なクロロゲン酸を取って、健康な毎日をお過ごしください。
コーヒーの健康効果に関して、もっと知りたい方は下のブログを読んで下さい。
コーヒーの健康効果・珈琲の効能はカフェインとポリフェノールによる珈琲の効果はカフェインとポリフェノールによる。カフェインは交感神経を刺激して覚醒作用、ポリフェノールはアンチエイジングの効果がある。...