今回は、国内で一番知名度の高い、ジャマイカのブルーマウンテンコーヒーに関して説明します。
ブルーマウンテンが高いわけ
ブルマンと言えるコーヒーは国が定めたジャマイカ東部に連なるブルーマウンテン山脈の内側にある「ブルーマウンテン地区」で育てられた珈琲豆だけ。エリア外で栽培された珈琲豆はブルーマウンテンを名乗る事が出来ません。
ジャマイカで採れるブルーマウンテンコーヒーは、標高800~1200mにある特別に指定された地域で育てられた希少な高級珈琲の事を指します。
日本人はブルマンが好き
ジャマイカで収穫されるブルーマウンテン珈琲の8割近くは日本国内に輸入されます。
ジャマイカではUCCなどが合弁会社を作って、日本人とジャマイカ人の手によって珈琲が作られているわけです。
ブルーマウンテンが日本で有名になったのは、ジャマイカがかつて英国領であり、ブルマンは英国王室御用達コーヒーであるという憶測から、ブルマン神話が日本に誕生したからです。
英国王室御用達という様な事実はありませんがブルーマウンテンのクリアーな風味が日本人好みの味であることは確かです。
ブルーマウンテンは樽詰め
ブルーマウンテンは樽に詰められて日本に輸入されることが多いです。
珈琲を樽詰めにして保管するのはブルマンくらいで、普通はドンゴロスという麻袋に入れられて輸出されます。
ジャマイカは18世紀ごろイギリスの植民地でした。
イギリスからジャマイカに輸送された、小麦の空き樽を再利用して、珈琲豆を樽詰めしたのが始まりとされています。
樽詰めコーヒー豆のメリットは匂いが付かず、木材が緩衝材になって、防湿・気温の上昇・輸送の衝撃を防ぐことです。
ブルーマウンテン・まとめ
ブルーマウンテンは、限られた地域で採られたコーヒー豆しかその名を冠する事が出来ないにも関わらず、日本では輸入された約3倍のブルーマウンテンが流通しています。
本物のブルーマウンテンを飲みたい時は、すぎた珈琲にお問い合わせください。
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