妊活中
妊娠中はコーヒー飲んじゃダメなんですよね。
婦人科医師
一日3杯までなら問題ないです。
妊活中
カフェインレスコーヒーなら沢山飲んでも大丈夫なのかな?
婦人科医師
デカフェ珈琲なら問題ないです。
今回は、妊娠中のコーヒーとの付き合い方に関して解説します。
妊活中はデカフェ生活しよう
婦人科医師
妊娠中と授乳中は出来るだけカフェインを取らない方が良いです。
妊活中
妊娠したら珈琲飲んじゃダメって事ですね。
婦人科医師
珈琲だけではなく、緑茶やエナジードリンクなどのカフェイン飲料も避けた方が良いです。
妊活中
妊活中はカフェインレスコーヒーを飲む事にします。
カフェインは肝臓代謝によって無毒化されるのですが、妊娠中はカフェイン分解能が三分の一くらいに低下します。
カフェインの排出経路は、尿と汗腺(乳腺)なので、授乳すると母体が摂取したカフェインやアルコールは乳児に行き渡ってしまいます。
カフェイン分解能が成人並みに発達するのは、生後一年後なので妊娠中と授乳中はカフェインの摂取を控えるのが賢明です。
コーヒーで酔う?カフェインは1000mgが致死量・日本人は耐性あり日本人はカフェイン耐性があるので、珈琲だけを飲んでも酔いにくい。日本人はお茶を飲む習慣があるので、カフェインに強い遺伝子が活性化されている。珈琲で酔うのは匂いが原因ではなく、カフェインが主な原因。また珈琲は心臓病リスクを下げる効果がある。...
カフェインのリスクに関して
妊活中
妊娠中はなんでコーヒー(カフェイン)取ったらダメなの?
婦人科医師
流産のリスクが上るからです。
妊活中
3杯までなら大丈夫なんですよね。
婦人科医師
カフェイン摂取が5杯(500mg)を超えると流産のリスクが倍以上になります。
カフェインの摂取が自然流産のリスクを増加させることを示唆しました。結論:カフェインの摂取は、正常な核型の胎児を持つ非喫煙女性の間で、早期の自然流産のリスクを高める可能性があります。(参照文献:カフェイン摂取と妊娠中期の自然流産のリスク・アメリカ国立医学図書館 国立衛生研究所)
現代の飲料物や医薬品にはカフェインが入っている物が沢山あります。
妊活中・妊娠中・授乳中は胎児や乳児、母体の健康を考えて出来る限りカフェインやアルコールを遠ざけて下さい。
カフェインの効果と副作用に関してカフェインの効果とカフェインの副作用について。カフェインは錠剤などではなく、珈琲やお茶から取る方が良い。カフェインの適量は個人差があり、カフェイン分解能が高いと眠気を覚ます効果が出ない事もある。肝臓の機能が低下している時は摂取をやめる方が良い。そんな時はカフェインレスコーヒーを飲むと良い。...
コーヒーのリラックス効果
妊娠中
珈琲飲まないと落ち着かないの。
産婦人科医師
一日2・3杯なら普通のコーヒーを飲んでも大丈夫です。
妊娠中
沢山飲まなければ、カフェインの悪影響も無いって事ね。
産婦人科医師
珈琲にはリラックス効果があるので、適度に嗜んでください。
コーヒーのリラックス効果・珈琲の種類や香り、カフェインの効果コーヒーはリラックス効果がある。珈琲を飲むとアルファー波がでて深い瞑想状態と同じ脳波が出る。珈琲アロマでその効果が発揮される。...
妊娠中のカフェイン摂取はなるべく少ない方が良いですが、珈琲を飲まないことがストレスになっては元も子もありません。
妊娠中・授乳中は、一日3杯(300ml)のカフェイン摂取と、デカフェ珈琲を組み合わせて快適な珈琲ライフをお楽しみください。
妊娠中に珈琲は大丈夫か?まとめ
産婦人科医師
カフェインはコカコーラや緑茶、チョコレート等にも含まれているので完全に止めるのは困難です。
授乳中
カフェインの適量を見極める訳ね。
産婦人科医師
カフェインの主な摂取元は珈琲なので、妊娠中や授乳中はデカフェ珈琲を活用してください。
授乳中
授乳中はデカフェ珈琲で頑張るわ。
珈琲にはカフェイン以外に、ポリフェノールや珈琲アロマ等、妊産婦さんに良い効果のあるものが沢山含まれています。
珈琲マスター
妊娠・授乳中は99.9%カフェイン除去された、焼立てフレッシュなデカフェ珈琲をご活用ください。