皆さん、ドリップパック珈琲って飲まれます?有名な所では、ブルックスとかAGF。
私は約35年前からコーヒーを飲み始め、当初はブルックスで買っていました。その頃ドリップパックは少なく、ブルックスもドリップパックでなく珈琲豆が主力商品。
時は流れて、今自分がドリップパックを手製で作っています。自家焙煎コーヒー開店時、ドリップパックは豆を買ったお客様に無料で配ってました。ところが、これがめちゃ喜ばれる。
ドリップパック珈琲はインスタントよりも美味しく、ドリップ珈琲よりも手軽なのでプレゼントに最適。
とうとう商品化させることになり、今では主力珈琲になりました。ブルックスとは取扱量が比較になりませんが、やっぱり手軽ってのがいいのでしょうね。
今回はインスタントくらい手軽で、ドリップ珈琲と同じくらい美味しい、おすすめのドリップパックコーヒー関して書きます。
外国人のお土産NO1はドリップパック珈琲
うちのお店は奈良県にあり、納品先に奈良公園内のお土産屋さん、東大寺門前市場があります。
この辺りのお客様は、ほとんど外国人観光客です。
最近は日本の修学旅行生よりも、東南アジア系外国人の方が多くなりました。
外人観光客が最も買っていくお土産が、日本固有のドリップパック珈琲です。
ドリップパック珈琲は日本発祥の珈琲文化
私もお客様もよく海外に行って現地のコーヒーを飲むのですが、ドリップパックと缶コーヒーはどの国にもありませんでした。
2019年現在、ドリップパックと缶珈琲は外国には存在せず日本固有の珈琲になります。
日本固有の珈琲とは知らず、アメリカで缶珈琲を探し、自販機をハシゴしたものです。世界各地には固有の珈琲があり、とても興味を惹かれます。
(様々な外国の珈琲に関して)
総合的に見ると日本はかなりな珈琲先進国です。つまり、もっとも良い豆を輸入し、缶珈琲とドリップパックという固有の珈琲があるから。
珈琲ドリップパックの自作
日本独自の2種類のコーヒーは、日本の国民性が出ています。
缶コーヒーはセッカチな所、ドリップパックは手先が器用で繊細な所です。
ドリップパックって当店では自作しているのですが、とても手間が掛かります。
製作工程を書くと、
- 内装に珈琲粉10gを入れる
- 内装の口をシールする
- 外装の中に内装を入れる
- 外装アルミをシールする
- 外装表に商品シールをはる
- 外装裏に賞味期限シールを貼る
- 空気穴をあける
- 賞味期限の刻印を押す
8工程もいります。
さらに焙煎とグラインドを加味すると10工程もかかります。
珈琲ドリップパックの自作動画を見る👇
工芸品のように手の込んだドリップパック珈琲が、アジア系観光客のハートを射止めて、人気のお土産になったのですね。
自作でドリップパックを作るには、以下の道具がいります。
オリジナルのプレゼントを作られる方はトライしてください。(^_-)-☆
ドリップパックは道具いらず
ドリップパックコーヒーのいい所は、ドリッパーとかの道具がいらないところです。
冠婚葬祭のお返しなどは、ドリップパックコーヒーの詰め合わせがとても多いです。
コーヒー豆を贈る時は、送り先がコーヒーの道具をお持ちかどうか、確かめないといません。またコーヒーミルをお持ちなら、豆で贈らなければなりません。
珈琲粉を送ると怒られるw
ドリップパックコーヒーは、贈る側も贈られる側も気を使わなくて良いです。もらった人も自分が飲まなければ、誰かほかの人に差し上げる事も出来ます。
ドリップパックコーヒーって、お湯とカップさえあれば飲めるので、何故みんなこれを重宝するのかよくわかります。
ドリップパック珈琲は携帯用
レギュラーコーヒーを買って行かれるお客様の中で、なぜか割高のドリップパックを買う人がいます。
誰かにあげるのかな?と思っていると、職場にもっていって自分で飲むそうです。
おいしいレギュラーコーヒーを日頃から飲んでいる方にとって、職場で飲むインスタント珈琲は、耐え難いくらい美味しくないそうです。
仕方ないので、自分用にドリップパックをもっていって、飲まれるそうです。
ドリップパック用ドリップポット
繊細な日本人の声を代弁するように、先日ちっちゃなドリップポットが売られているを見かけました。
ミルクピッチャーかなと思って、確かめに行くと、ドリップパック専用のドリップポット。
小型化大好きな、日本人の性格が出てますね。
おすすめはドリップパック珈琲・まとめ
いやいや、日本人の手先の器用さと、繊細さには恐れ入ります。
大きいことが良い事である、アメリカの真逆です。
最近妙に日本が好きになってきました。
紹介させて頂いた、ドリップパック自作等のおすすめ商品をまとめて掲載しておきます。
宜しければ参考にして下さい。
(自作でドリップパックを作る道具)
(冠婚葬祭用ドリップパック詰め合わせ)
(ドリップパック専用のドリップポット)