今回は、イタリアコーヒー（エスプレッソ・モカエキスプレス）に関して説明します。
イタリアの憩い珈琲バール
イタリアについてまず驚くことは、何処に行っても（空港の中にも）珈琲が飲めるバール、エスプレッソバーがある事です。
エスプレッソバールといっても、珈琲だけでなく様々なジュースやスイーツ、パン、パニーノ、タバコなど生活必需品が所狭しと置いてあり、日本のコンビニの様な業態をしています。
クリックでイタリアバールの動画が見れますイタリア国内ではバールは約15万件あり、日本のコンビニ約5万件の3倍ほど。この数字を見てもイタリア人にとってBAR・カフェテリアは生活にとって必要不可欠な場所と言う事が分かります。
イタリア珈琲は種類が様々
イタリアの珈琲と言えばエスプレッソを想像しますが、本場イタリアでは様々なアレンジエスプレッソを飲み分けます。
一日6杯くらい、朝から晩までエスプレッソコーヒーを飲むので、イタリア人にとっては珈琲ありきなライフスタイルになります。
ラテ・カプチーノ・カフェモカ・エスプレッソ珈琲処、カフェテリアはイタリア人にとっては社交の場でもあります。
朝一の仕事に行く前は、バールで出された砂糖たっぷりのエスプレッソをサッと立ち飲みして颯爽と仕事に向かいますが、労働の合間にはゆったり座って珈琲スイーツを食べながら、バールで働くバリスタと談笑したりします。
カフェ・コン・パンナ（Caffè con Panna）イタリア人は甘いスイーツが大好きなので、エスプレッソにはたっぷり砂糖を入れて飲む事が多いです。
イタリア家庭にはマキネッタ
イタリアの各家庭には直火式のエスプレッソメーカー、モカエキスプレス（マキネッタ）が大抵あります。
マキネッタで使用する珈琲はエスプレッソ用の極細挽きの微粉状の物を使います。
クリックでマキネッタの抽出動画がみれますイタリアではアメリカンの様な薄い珈琲は好まれず、濃厚なエスプレッソにお砂糖をたくさん入れて飲むのが一般的なスタイルです。
イタリアコーヒー・まとめ
イタリア旅行に行くと、何処にでもあるバールと珈琲の種類の多さに驚かされます。
バールでエスプレッソを出す人をバリスタと呼ぶのですが、イタリアのバリスタは日本のバリスタと違って珈琲を淹れるだけでなく、バール全般の仕事を担っています。日本のコンビニ店長の様な立場と思えばよいです。
イタリア人にとっては、お気に入りのバールで、お気に入りのバリスタと、お気に入りのエスプレッソを飲む事が一日の日課なのです。
エスプレッソ用マンデリントバコ珈琲豆
