コーヒーはカロリーオフか?
ブラックコーヒーにはほとんどカロリーや糖質が入っていません。ただ、アレンジコーヒーの様にコーヒー以外の物を添加すると、カロリーや糖質は増えていくので太る原因になります。
ブラックコーヒー =10kcal
フレッシュ入り珈琲 =20kcal
砂糖入りコーヒー =30kcal
フレッシュ砂糖入り珈琲=50kcal
カフェオレ(砂糖なし)=80kcal
コーヒーフロート =90kcal
フレッシュ砂糖入り珈琲=50kcal
コーヒーフロート =90kcal
フレッシュ入り珈琲 =20kcal
砂糖入りコーヒー =30kcal
カフェオレ(砂糖なし)=80kcal
ブラックコーヒー =10kcal
トランス脂肪酸などの珈琲フレッシュの害については、下の記事をご覧ください。
太るのは体を守るシステム
まず、カロリーゼロとか、何とか言う前に、「太るシステム」につい解説いたします。
太るって、要するに脂肪が増えるって事です。筋肉マッチョになっても、太るとは言いませんし。(体重は増えるけど)
脂肪がつくシステムとは、余った栄養を蓄えるために、インスリンが分泌されて栄養素(カロリー)と結びついて、脂肪として体に蓄える事です。
脂肪を親の仇のように思われている人がいますが、すべてはより長く生存するために出来たシステムってことです。
カロリーとは一体何なのか?
次に問題のカロリー。食品のカロリーはどうやって決めてるか、ご存知の方は余り居ないです。
カロリーの決め方は、食物を燃やしてその発する熱量を測り、熱量が多い物を高カロリー、余り燃えなかった物を低カロリーといいます。
聡い方なら、この時点でカロリーって意味ねーって気づかれたと思います。
本来カロリーを定義づけするなら、人が食してどれだけその食品でATP(生命エネルギー)を産出できるか?にしなければなりません。
この時点でカロリー自体意味をなさなくなっているわけです。
3大栄養素のカロリー
食品を語る上でいつも出てくる栄養素は3つあって、脂質・蛋白質・糖質と呼ばれています。
上の3つを総称して、三大栄養素と呼んでいます。それぞれの栄養素はカロリー算出されていおり、以下がそれになります。
- 脂質(g/100g)×9kcal/g
- 蛋白質(g/100g)×4kcal/g
- 炭水化物(g/100g)×4kcal/g
(下記参照)
脂肪を食べたら太るよって言われている要因はこれにあるわけですね。
つまり、脂質が一番カロリーが高いので(燃やすと一番熱が出る)、多食すると太るよってなわけです。
カロリー神話では、1日に必要なカロリー以上の物を食べると、余ったものは脂肪になるから高カロリーの脂質は控えましょうとなります。
でも、脂質って油なんだから燃やしたら、そりゃ盛大に燃えますよね。だからと言って、脂質が体の中で燃える訳ありません。
太るカロリーは糖質だけ
体に脂肪がつくシステムは簡単で、分泌されたインスリンと、余った栄養素が結合して脂肪になるのです。
ではなぜ、インスリンが分泌されるのかというと、糖質(甘い物)に反応して血液中の余った血糖(ブドウ糖)を取り込むためです。
長期間の高血糖は血管を炎症させ、様々な合併症(失明や末梢組織の壊死)をもたらします。
ようは、糖質(炭水化物と砂糖)さえ取らなければ、インスリンは過剰に分泌されないので、太る事もないのです。
避けるべきは、脂肪(高カロリー)ではなく、糖質だったのです。
もしダイエットに取り組まれている方がいましたら、今日からでも遅くないので、脂質ではなく糖質を控えるようにした方が痩せます。
コーヒーダイエットに関しては下のブログをご覧ください。
因みに、蛋白質を食べても、全くインスリンが分泌しないと言う訳ではありません。
インスリンが反応しやすい順番に、3大栄養素を並べなおすと、以下の通りになります。
- 糖質(インスリン100分泌)
- 蛋白質(インスリン20分泌)
- 脂質(インスリン0分泌)
純粋な脂質(アブラ)をいくらとっても、インスリンはほとんど分泌されません。(数値は参考です)
ただ、すでに分泌されているインスリンは、脂質と結合するので、ご飯(糖質)と一緒に焼き肉(脂質)を食べると最悪です。
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ごはん(糖質)でインスリンがドバーとでて、ドボドボでたインスリンと焼き肉(脂質)が結びついて、ごっつい脂肪になります。
ヘルシーに焼き肉を食べるコツは、肉と野菜だけ食べて、ごはんと麺(糖質)は食べないことです。
珈琲は血糖値をあげる
長年糖尿病を患っている、お医者様から直接お話を聞いた事があって、カフェインは血糖値を一時的に上げます。(お医者様の記事は下です)
どれくらい上がるのかというと、20くらいだそうです。
ホット単体で20上がるとなると、お砂糖入りのホットを飲むと、かなりリスキーな値になります。
正確に測ったわけではないですが、もしさらに食品添加物のコーヒーフレッシュも入れると、複合作用で血糖値150は行くと思われます。
血糖値150は、健康な人なら気にしなくても良い値ですが(ご飯1膳で血糖値200を超える)糖尿病予備軍の方は憂慮すべき値です。
珈琲の飲み方ですが、血糖値を上げたくないダイエット中の人は、ストレートで飲むか、純粋なミルク(牛乳・バター・生クリーム)を入れて飲むことをお薦めします。
バターコーヒーに関しては下のブログをご覧ください。
日本人は、コーヒーフレッシュが大好きです。コーヒーフレッシュの中身は植物性油脂と白い着色料です。
要するに食品添加物と言われている物です。食品添加物はそれだけで血糖値を上げます。 特に甘味を増幅している甘味料は最悪です。
上の商品はカロリーゼロの甘い甘味料ですが、血糖値は上がります。
しかも、インスリンが結合すべきブドウ糖を含んでいないので、インスリンだけ取り残されます。
インスリンが意味なく血液中に漂うので、インスリン分泌異常を起こします。
要するに糖尿病になるわけです。
糖尿病になりたくなくて、人工甘味料を食べてるのに、逆にインスリン異常を引き起こしているわけですね。
本末転倒とは、このことを言うのでしょう。
珈琲はカロリーゼロ・まとめ
コーヒーのカロリーでは、太る事はありません。脂肪を落として痩せたい方は、カロリーではなく、糖質オフ生活を目指してください。